PyCon2015に参加してきました #PyConJP
1日目
Pragmatic Logging and Metrics
Pythonっぽい話かなと思ったら、わりとインフラよりのお話。 「fast/once/context」を実現するためにどうするか? まずはSentryの紹介。 アプリケーションの例外をSentryに送って、そこからSlack等へ配布。 fluentdに近いイメージ?
次にGrafanaとかいろいろ。 メトリクスを収集して表示的な感じ(いろいろあって把握しきれてなかった...)
そして、各種のログ出力をいい感じに整形して渡してくれるstructlogというのを書いたよという話。
Python と型ヒント (Type Hints)
Python3.5で導入された型ヒントについて。 大雑把にいうとイケメンではあるけれども、 それと同時に弊害・理想と現実という問題もあるというのも現実というような感じの内容。
プログラム全体が対応していないとあんまり意味がないっていうのはC++のconstみたいな感じだなって思った。
今後漸次的型付け(Gradual Typing)ってのは色々なところでいわれはじめそうな気がするので、 はやめに把握しておきたい。
組合せ最適化を体系的に知ってPythonで実行してみよう
タイトル通り。 組み合わせ最適化の紹介と実用例。 基本的にには解きたい問題をパターンに落とし込んでソルバに入れてあげれば答え出るねという感じ。
組み合わせ最適化問題は 標準問題と数理問題という二面から捉えることができる。 一般的に標準問題のほうが、早くとけることが多い。
わりと数学的なようで実用面結構ありそうだなという感触だった。 解くということに関しては、もうライブラリが充実しているので各アルゴリズムの特性とかを理解するのが良いのかなという感触。
なぜWeb画面自動テストはうまく行かないのか
Seleniumでいけそうだけど、現実問題(マルチブラウザ、パラメータ変更コスト、環境容易コスト)からうまくいかないのでラッパー作りましたという話。
環境に依存しないCoreと、あって状態(パラメータ)を記述するファイルというのはServerspecとかも そういうような感じになっていてWeb画面自動テストに限らずテストのフレームワーク作る際の定石なのかなという印象。
MinecraftをPythonで遊ぶ
登壇者が若くて驚いた。 mcpiをつかってPythonからMinecraftをいじると楽しいよという話。
Minecraftで遊んだことないけど、こういう遊び方もあるのかと3000円払いたくなってきた。 発表の中でいわていた学習というコンテキストで語られる機会の多いmcpiだけど、そうじゃなくて楽しいからやってみる っていうのとても大事だなって思う。
いま求められるコミュニティの多様性と未来
コミュニティについてのパネルディスカッション。 色々と考えさせられた。
この中で入りやすいコミュニティ大事という話があったけど、 C++のコミュニティとかここらへん真逆なあれだよなっていう感じがした。
懇親会
ビールばっかり飲んでたw 前から会いたいなーっておもってたこくたんと話せてよかった。 Twitterと同じように面白い人だった。
2日目
PythonとPyCoRAMでお手軽にFPGAシステムを開発してみよう
物理デバイスをつくるプログラムが書くの大変なので、 Pythonラッパーを作ってみましたというお話。
FPGAはあまり興味わかなかったけど、 Pythonの構文木をいじれるってのは面白いなって思った。
uWSGI/Dockerを利用したWebサービス運用事例
わたしはgunironユーザだったけど、 パフォーマンスも良さそうだし、機能豊富だしuWSGI使ってみようと思った。 uWSGIのReuse-Portがダウンタイムを最小にしていい感じにできるらしい。
Dockerはよく言われる壊れることを前提にする的な話だった。
セカイノカオ by チーム・カオ
発想がぶっ飛んでた。 こういうアートとITの融合みたいなのおもしろいなーって思う。
Rise of the Static Site Generator
WordPressみたいなCMSな動的サイトは確かに便利なんだけど、 重かったり、攻撃の対象になったりとか色々と問題が多い。 そこでStatic Site Generator(有名ドコロだとMT?)で解決しましょうという話。 Python製のPelicanが紹介されていた。
唯一聞き取れた英語セッションだったのでうれしかった。(もっと英語力高めたい....)
※あとでまた追記するかも